宇宙世紀0079
地球から最も遠い宇宙都市、サイド3は
ジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対し独立戦争を挑んできた。
巨大な人型兵器、モビルスーツの開発に成功していたジオン公国軍は
開戦当初、物量で優位に立っていた連邦軍を圧倒した。
それに対し、連邦軍もモビルスーツの開発に着手。
やがて、ガンダムと呼ばれるモビルスーツと
その量産タイプであるジムが完成した。
開戦から11ヶ月。
オデッサ作戦での大勝により、地球上でのミリタリーバランスは連邦軍に傾いた。
ここに至り、連邦軍は最終的な勝利を掴むために
本格的なモビルスーツによる部隊を編成した。
彼らの使命はあらゆる状況下でのモビルスーツを使用した実戦データの収集であった。
ユウ・カジマ少尉。
開戦直後からモビルスーツのパイロットとして訓練を受けてきた彼が、
この部隊に配属されたのは、オデッサ作戦から数日後のことであった。
この時、彼はまだ、自分が大きな運命の波にのみこまれてしまったことに
気づいていなかった・・・。



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