2007年11月第3週のゲームセンター用プライズ景品、
ハイクオリティキーホルダー 〜サイドストーリーオブガンダム〜より。
ラインナップはブルー1号機、イフリート改。
そのほか、ガンダム4、5、6号機。
ゲーム機体からのラインナップです。
それぞれのプロポーション、各部造形はGUNDAM FIX FIGURATIONが準拠になっている印象を受けます。
札にはそれぞれの機体を示すロゴ、マークがが書かれています。
左から青→赤色となるグラデーションの上に書かれており、
左側が青色の機体で右側が赤色の機体、ということでしょうか。
ただの札なのに、なかなか芸が細かい。
また、ブルー、イフリート改についてのみ
『※ゲーム「機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINY」に登場するオリジナルの機体です』と、
注釈があります。(4、5、6号機が厳密にはM-MSV出身だからでしょうか)
この「ガンダムシリーズ ハイクオリティキーホルダー」はゲームセンターのプライズ景品として
毎回、いろいろなテーマのもとにさまざまな機体がセレクトされており
過去に「ディジェSE-R」「プロトタイプZガンダム」「ガンダムMK-III」といった
マイナーMSまで商品化されてきました。
”ハイクオリティ”の名の通り、細かい造形や塗りわけ、中にはバトルダメージの表現など
小さいサイズながらもプライズ商品としてはなかなかの完成度を持っています。
・・・が、それもシリーズごとに良いもの・悪いものが存在しており
今回は、造形がちょっと残念なことになっています。
ブルー1号機。
首がちょっと傾いてしまっています。
直そうとすると折れてしましそうなので撮影ではこのままです。
膝の外側にあるバーニアブロックの造形がGFF版に近いものになっています。
アップで撮影。やはりGFF準拠のためでしょうか?頭部のゴーグルの上下が若干せまくなっています。
また、頭部バルカンの造形もGFF風です。
後ろ姿。
バックパックの一部が白色に塗装されています。
シールドはGFF版でなく、通常のものです。
100mmマシンガンもGFF版のサプレッサー(サイレンサー)を装着したようなものでなく、通常のものです。
(そういえば、最近ではカードビルダーにて”ブルーが使用したマシンガンはサプレッサーが装着されていた”
なんていう設定がでてきました。アレはあくまでGFFにおけるカトキ風アレンジの一つだと思ってたんですが、どうなんでしょ)
大きさ比較
イフリート改。
ヒートサーベルが曲がってしまっています。
こういうのってお湯につければ直る、と聞いたんですがまだ試してません。
プロポーションはZEONOGRAPHYのイフリートが準拠になっているのか、
どっしりとしたイメージでなく、スマートな印象になっています。
後ろ姿。
ヒザ間接は、ZEONOGRAPHYのイフリートそのものですね。
・・・ありゃ、地面に貼り付けたセロテープが丸見えだ。
おまけ
ガンダム4〜6号機。
ぱっと見は悪くないですが、よく見ると顔がちょっと残念なデキです。
今回ゲットできた6号機、目が塗りつぶされてしまっていました。
なんだがヘビーガンダムみたい。
(そういえばヘビーガンダムは砲撃戦で有利な、ゴーグルタイプのカメラアイを採用したっていう設定がありました。
同じく砲撃戦が主な6号機ならば、これはこれでアリかもしれません。
・・・いや、でもやっぱりもう一度ちゃんとしたのを取ってこよう)
5号機。ガンダムの口のヒゲ、これくらい小さいサイズのフィギュアの場合その塗りわけが難しいようで、
これはちょっと大味な塗り方になっています。
ちなみに歴代のキーホルダーでは、造形のみで色は塗られていないものが多かったです。
さらにおまけ
2007年3月発売のガンダムシリーズ ハイクオリティキーホルダー 〜オールガンダム編VI〜より
ピクシーです。
※今回紹介した〜サイドストーリーオブガンダム〜でのラインナップではありません。あしからず。
ブルーは知名度が上がってきたためか、なにかと立体化の機会に恵まれていますが
ゲームでの一年戦争外伝モノの元祖、ピクシーはまだまだマイナーのようです。
(それでも、最近はカードビルダーを始め1年戦争モノのゲームにもちょくちょく登場するようになりましたが)
ハイクオリティキーホルダーシリーズは、こういったマイナー機体も出してくれるのが嬉しいところです。
これを書いているたった今、気づいたんですが
足首のアンクルアーマーがプロトタイプガンダムと同じデザインなんですね。
いかにも試作機っぽくて良い感じです。
左肩のハートのトレードマークは省略されています。
ところどころ見えている銀色は塗り残しではなく
塗装が剥げてしまった表現(いわゆる銀チョロ塗装)ですね。
このアングルだとなかなかカッコイイ。
頭部の造形と塗りが、少しばかり残念なところ。
札の商品名の後ろには、ピクシーのトレードマークが大きくプリントされています。
その他のラインナップは∀ガンダム、プロトタイプガンダム、ノーベルガンダム、RX-78-2ガンダムでした。
それぞれを示すマークがプリントされてるのが面白い。
また、ブルー、イフリート改と同じく
『※ゲーム「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」に登場するオリジナルの機体です』と、
わざわざ注釈があります。
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